フミノブログ

西元フミヤ@繊細な九州男子カウンセラー

嫉妬について

みなさん、こんにちは。

 

見習いカウンセラーのフミです。

 

先日は、大阪へ第2回目の心理学講座に行ってきました。その時の講座の中で『嫉妬』という感情について考えさせられる時間がありました。今日はその”嫉妬”について、少し書いてみたいと思います。

 

嫌な感情ですよね?嫉妬。

誰だって感じたくない感情なんじゃないかな、と思います。

 

最初に結論を言うと、僕は嫉妬について前向きです。
嫌だけど、めっちゃ前向き。とても尊く、大切な感情だと捉えています。

 

なぜかって?

 

嫉妬が大事なことを教えてくれるからです。
嫉妬を通して、自分が大切にしているものや価値観を教えてくれるんです。

 

自分が欲しているものに気づかせてくれるセンサー的な役割でしょうか。そんな存在。日々上手く付き合うようにしています。

 

でも以前はそうではなかったんです。

 

日常生活のいろんな場面で嫉妬がジワッと出てくると、感じないように一生懸命戦ったて、奥底に封じ込めようとしていました。嫉妬は醜い、嫉妬を感じている自分が情けなくてカッコ悪い。男が嫉妬なんてみっともない、なんて思う時もありました。

 

さらに悲しいことに、そうやって嫉妬から目を背けることで、負のスパイラルが発生してました。抑え込んだ嫉妬がどこかで暴走し、知らないうちに人を攻撃したり、言葉で傷つけたり、マウントを取ったり、と最悪な形で表に出てきていたんです。 学校や職場、時には大切な人にも出ていたこともありました。

 

もう最悪ですね。


でもその時は嫉妬との向き合い方を知らなかったから、どうしようも無かった。

仕方なかったんです。

 

嫉妬への向き合い方が変わったのは、心理学を学び始めてからでした。

僕の師匠である根本裕幸カウンセラーの著書

 

つい他人と比べてしまうあなたが嫉妬心とうまく付き合う本

 

を読んでから、嫉妬に対する考え方が180度変わりました。

「え??嫉妬ってめっちゃポジティブやんけ!」とびっくり。

 

この本から僕が一番学んだことは、

 

  • まずは嫉妬を感じていることを認める。
  • その嫉妬から大事なものを気付かされる。

 

ということ。

 

もちろん、言葉で言うのは簡単で、実際にできるかどうかは別物で。初めは”嫉妬をまず受け入れる”ということが到底難しかった。今だって完璧ではないけど、本を読む前に比べると、捉え方が変わったことは明らかで。

 

例えばの話です。
僕の場合、街中でカップルを見たり、幸せそうな家族をみるとすぐ嫉妬が出てきます。

 

先日はカフェにてPC作業していたら、隣の席にカップルが座ってきて、ずっとイチャついてるわけですよ。

で、湧いてきたんですわ、嫉妬が。

 

『おいおい、もうそろそろ辞めてくれん?視界に入るんよ。さっきからずっと。見せつけたいの??…なぜに俺の目の前で?もしかしてわざとしてる?今のタイミングで??』

 

なんて言いながらね(実際に口には出してないですが笑)

もう嫉妬がマグマのように湧き上がりまくりで大変でした。

もう嫉妬、嫉妬、嫉妬。

嫉妬爆発で、胸が張り裂けそうでした!😅

 

この嫉妬が湧いてきてから、ちゃんと受け入れるまでがとにかく苦痛です。

胸が痛みます。

 

でもここがすごく重要だと思ってます。

 

何かに嫉妬している自分を否定せずに認める、嫉妬をしっかり感じ切る。

受け入れるということ。

 

「あー自分はカップルがイチャついていることに、すごい嫉妬を感じてて、すごい悔しいし、腹立っててイライラしてるんだなー」と、少し俯瞰してみる感覚で自分を観察しておくんです。

 

怒りの感情も湧きますよ。

でもちゃんと感じて、逃げないようにする。自分に寄り添いながら。

 

で、気づいた時には、嫉妬の感情がサッと抜けていってるんです。

そしてしばらくしたら

 

『あー、俺ってパートナーを欲しがってるんだな』

『自分にとってはパートナーを持つことって価値高いことなんだな』

 

なんていう風にポジティブに、前向きになってるんですよね。自然と。

この気づきがとても大事!

嫉妬を通して自分を知れるチャンスになるんです。

 

こうして僕の嫉妬心への向き合う方は変わってきました。

ポジティブすぎるかな?

 

嫉妬を感じたら、まずは感じ切る。そして、大事な何かを気付かされる。自分の価値観がわかる。生きやすさにつながるヒントが得られる。

 

だから僕は嫉妬を前向きに捉えています。

嫌だけど、めっちゃ前向き。尊くて、大切な感情。

 

みなさんは何に嫉妬していますか?

誰のどんなところに嫉妬していますか?

 

その嫉妬の裏には、大切な何かが隠されているかもしれません。

 

それではまた〜

 

フミ