フミノブログ

西元フミヤ@繊細な九州男子カウンセラー

僕について Vol.3 【現在〜カウンセラーへの道】

こんにちは。

 

心理カウンセラーのフミです。

 

前回に引き続き、今回も僕についてのブログを。現在の僕についてやカウンセラーとして志した原体験などを書いてみました。

 

現在

そして現在。

現在の僕を語る上では避けられない出来事があります。

 

2023年3月20日、勤務していた会社から解雇を通告され、失業。
2023年4月7日、当時交際していた大好きだった彼女にフラれ、失恋。

 

なんか悪いことでもしたのでしょうか(笑)

立て続けに僕の心が打ち砕かれ、粉砕してくれました。魂が抜けました。どん底へと突き落とされ、喪失感と絶望感に苦しむ毎日。生きている感覚をしばらく失っていました。

 

でもね、この出来事が全ての始まりだったんです。


転換期、いや、おそらく人生を一番変えるターニングポイントになりました。

自分と向き合うきっかけをくれたんです。

きっと起こるべくして起きていたんだと思います。これまでずっと、ずーっと蓋をして心の奥底に放置してきた、見たくも感じたくも考えたくもないものとようやく向き合う時が来た。そんな気がしてならなかったんです。同時に、すごく大切な何かに気づかせてくれるチャンスなのかもしれないと思いました。

 

ボロボロだった心が落ち着きだした頃、ふとした時に自分に問いかけていいました。

 

「どうしてこんなにも恋愛がうまくいかないんだろう」
「いや、恋愛だけじゃなくて仕事もそう。なんで自分に合わないような会社ばかりを引き寄せてしまうんだろう」
「恋愛、仕事、どうやったらうまくいくの?」
「何をどうしたら心って満たされるんだ?」
「なぜ自分という存在を大切に扱えないんだ?」
「どうやったらもっと幸せに生きられるんだ?」

 

「俺、このままじゃやばい。幸せになれない」

 

急にハッとさせられたというか、危機感みたいなものを感じ始めたんです。

 

もういい加減、俺は幸せになりたい。
本気でもっと幸せな人生を送りたい!
もっと心から満たされた生活をしたい!
もっと笑顔で、ありのままの自分で過ごしたい!

 

小さな自分が、心の奥底で叫んでいました。
堂々と、力強く。涙を浮かべて、必死に訴えていました。

 

もうこれ以上、心の声を無視することはできない。

 

その小さな僕の訴えが、心理学の世界へと導きました。

 

それから僕は自分の中にある答えを探しに毎日、毎秒、狂ったように心理学にのめり込みました。来る日も来る日も、朝から晩まで。転職活動そっちのけで、ひたすら自分と向き合いまくる日々。「自分の幸せってなんだろう」と真剣に考え続け、心と対話しながら、自分を知る作業に没頭していきました。

 

書籍、ネット記事、セミナー、講座、動画、SNS、褒め日記、感情ノート、瞑想、写経、ヨガ、アファメーション、そしてお恨み帳(界隈の方はご存知かと笑)。今の自分に必要だと思ったものには全て手を出しました。話したいと思った人には躊躇せず電話をかけまくりました。会いたい人にも片っ端から会いにいきました。よくわからないワークショップにも勇気をもって申し込み、参加してみました。迷うぐらいならとりあえずやろう、心に関連するものなら。気が済むまでやってやろうと。

 

そんなことを続けていた頃、一人でやることに限界を感じ始めました。

「もっと客観的に自分を見てみたい」

そんな思いで出会ったのが、心理カウンセリングでした。

 

ドキドキしながらカウンセリングを申し込み、いざカウンセラーさんと二人三脚で走り始めると、さらに何かが変わり始めている自分を感じていました。見える世界や物事の捉え方、意識の持ち方、感情の扱い方…少しずつだけど、明らかに何かが変わっていく。全てのことが。外側ではなく自分の内側から変化していくような。とても不思議な感覚でした。

 

カウンセラーへの道

継続カウンセリングを受けながら変わっていった僕の中で、少しずつ膨らみ始めた思いがありました。

 

「この経験を活かして、今度は自分が誰かをサポートする側になれないか」

 

そう、気づけば自分が心理カウンセラーになりたいと思い始めていていたんです。

今学んでいる心理学と自分の経験を使って、誰かの役に立ちたい。こんな自分でも人に何かを与えられそうな気がする。

 

夢もライフワーク(人生で何か打ち込めるもの)もなく、これまで真っ暗だった人生のトンネルに、かすかな光が差し込んできた感覚でした。やってみたい、という純粋で前向きな思い。自分と向き合えば向き合うほどに湧き上がってくるこの思いを、カウンセリングというステージで表現してみたい。

 

別に大勢じゃなくてもいい、誰か一人にだけでもいい。自分の人生苦しんできた分、誰かに与えることはできるんじゃないか。届けられるんじゃないか。もういいや、やってみたいんだからやればいいや。この今の気持ちが冷めるまで、とことん追求してみたい。辿り着いた先は、心理カウンセラーという道でした。

 

これが今の僕になります。

 

現在、”3ヶ月先まで予約の取れない心理カウンセラー”として有名な根本裕幸カウンセラーのお弟子8期生として、心理学を学んでいます。

 

 

人生で無駄になったことなんて、何一つないと信じています。もちろんこれからも。僕が心理学の勉強に費やしている今のこの瞬間も。いつかどこかの誰かの役に立つはず。それは皆さんだって同じこと。必ずそれを与えることで、自分の魅力となり才能となって輝く時がくる。僕はそう強く信じて、今人生を進めています。

 

死ぬほど孤独で寂しかったからこそ、人に寄り添える今がある。
失敗しまくった経験があるから、人の痛みを共感できる今がある。
もがいてきた経験をしてきたから、人を応援できる今がある。
辛い過去を乗り越えてきたから、今と未来が明るく見える。
弱さを知ってるから、強みも知ってる。

 

人生は白か黒だけじゃない。

 

クライアントさんの人生に、いろんな色を足していきたい。

 

そんなカウンセラーになれたら嬉しいです。

 

頑張ります。

 

フミ